人文科学系大学院生ブログ2 〜授業開始から3週間、今の心境〜
週明け久々のバイト復帰が決まりました、ちーずちゃんです。
前回大学院ヤダよ〜〜〜〜〜!!!!!!というブログを書いてから早3週間。
mintchocolatechip.hatenablog.com
一通り授業の感じが掴めてきたところでのM1学生定点観測ブログです。
さて、大学院生活、なんだかんだ楽しいなぁと思う時間は少なくありません。
やっぱりみんな考えることが好きな人たちだし、知識の幅も広いから、話していて面白いなぁと感じることは結構あります。
特に今期はどうしても、コロナと社会の影響について考える授業が多くて、
この社会状況をアカデミックな視点から考える猶予をもらえたのはありがたいなぁと思っています。
アカデミックのいいところって、本質を突き詰められることだと思うんですよね。
ビジネスが絡むと、どうしても本音と建前とか、理想と現実とか、性能とお金とか、そういうところのバランスをちゃんと考えないといけませんが、
アカデミックだと(もちろん実際には本音と建前は使い分ける場面があるけど)ビジネスの世界よりかは本質を素直に追い求めることが許されます。
論理的におかしいとか、倫理的にどうとか、
ある意味正義感が強い人にはやっぱり楽しい世界だなと実感しています。
だから私学部3年のとき大学院行こうって思ったんだった、ってことを思い出せた。
さらに、具体的な行動だけじゃなく、すごく抽象的で概念的なことも議論できるのは学問の場の特権だし、そういう概念的な議論が好きな人が多い環境の特権だと感じていて、
それも楽しいところの一つ。
ちなみに指導教官の先生のゼミは、まだ一回も先輩同期本人たちに会ったこともないのにすでに大好きです。笑
あんなにゆるふわアットホームで笑いの絶えないゼミだなんて知らなかったよ。笑
で、大学院生活始まってみてわかったのは、
マジでサボろうと思えばかなりサボれるということです。
予習も復習もほとんど必要ない授業だってあるし、
修論に向けての発表とかをする機会も1年のうちはほぼ(というか今のところ全く)ないし、
Zoom授業であるのをいいことに内職できる授業も正直あるし、
出された課題を単位取れる程度にこなすだけの学部生みたいな生活もやろうと思えばできるし、
実際「1年の時正直うまく過ごせてないよ〜」みたいな先輩も普通にいるんですよね。
とはいえそれは同時に、私には結構不安要素でもあります。
実際、M1でも研究進めてる人はどんどん進んでいて、
その一方で私は研究テーマはぼんやり見えてきたものの、実際の作業量は全く見当がつかないから漠然と不安で、なんとか自分が安心できるペースで進めたいのに、
課題もある程度真面目にやろうとすると結構ボリューミーでいっぱいいっぱいになり、
それで時間が取られて、毎日頑張ってるのに何も自分のこと進んでないのも悔しいし、
だからっていくらなんでも休みなく研究続けるのは無理。(そんなことできる学者どれだけいるんだろう)
前回のブログにも書いた通り、私は先が見通せないと不安感に襲われるタイプのクセして、
コスパ重視で生きたい超絶めんどくさがりやの超絶ダラダラマンなので、
3週間終わった時点にしてすでに「全然動かない体と気持ち」vs「周りの凄さに焦る心」の闘いがすごいことになっています。
正直もっとやること進めなきゃ、ダラダラしてるヒマはないって思ってるし、時にそれが大きな焦りとして出てくることがある一方で、
なにか始めた3分後には「もう今日十分頑張ったわ…ていうかなんで私今大学院入ったんだっけ……」っていう心境になるという。
そうかと思えば、急に不安に襲われて30分とか1時間とか泣き続けちゃうし、
ある時はめちゃめちゃ元気になってやる気全開になったりする。
完全に情緒不安定継続中です。
でも完全に意味わからんタイミングで爆泣きしちゃうことは減ったし、1日何回もお腹痛くなってトイレに篭っちゃうことは減ったかも。授業開始直前期よりはよっぽど元気です。笑
就活もダルいながらにちゃんと考えています。キャリアセンターにも相談して、なんとなく今後の方向性が見えてきたところ。
でも今年のインターンは正直どうなるか誰も読めないところが辛いな。1dayインターンなら正直参加しないで修論の準備進めた方が良いのかなと思っています。
そんな感じで、自分の情緒に振り回されながらも、なんとか無事に5月を終えられたという話でした。
6月はもうちょっと元気に過ごせたらいいな。でも梅雨ってただでさえ気が落ち込みがちだから難しいかしら。
まあ予定よりやること進まなくてもしょうがないよね。予定なんて100%実施できないのが当たり前だってお父さんも言ってたし。笑
6月も無事に、できれば楽しんで、修士生活を送れますように。
それでは!